男性更年期障害は治療できます!TRT(テストステロン補充療法)を徹底解説しまっす

どうも、男性更年期障害予防改善アドバイザーのタツヤです!
皆さん、「男性更年期障害」ってご存知ですか?
「更年期」と聞くと女性特有の悩みだと思われがちですが、実は男性にも起こるんです。私自身も経験者だからこそ、その辛さや、周りになかなか理解してもらえない苦しさ、よく分かります。
この症状は「年のせい」とか「気のせい」で片付けられることが多いんですが、実は男性ホルモン「テストステロン」の低下が大きく関係している、れっきとした「病気」なんです。放置していると、日常生活に支障が出るだけでなく、心筋梗塞や脳梗塞、糖尿病といった重い病気につながる可能性も指摘されています。
でも、安心してください!
男性更年期障害は適切な診断と治療で改善できるんです。今回は、その中でも特に効果が期待できる「テストステロン補充療法(TRT)」について、私の経験も踏まえながら、皆さんに徹底的に詳しく、実践的に解説していきますね。

男性更年期(LOH症候群)って何?なぜテストステロン補充療法が必要なの?
男性更年期障害は、「LOH症候群(Late-Onset Hypogonadism)」とも呼ばれ、男性ホルモンであるテストステロンの急激な変化によって引き起こされる様々な心身の不調を指します。女性の更年期が「閉経」という明確な区切りがあるのに対し、男性の場合はテストステロンの減少速度や度合いに個人差が大きく、40代以降ならどの年代でも発症する可能性があり、始まりも終わりも自覚しにくいのが特徴です。
テストステロンは、単に男らしさを作るだけでなく、私たちの心身の健康全般に深く関わる、とっても大切なホルモンなんです。筋肉や骨を強くする、性機能の維持、さらにはやる気や判断力、決断力といった精神面や認知機能にまで影響を及ぼします。まさに「男の活力の源」と言っても過言ではありません。
このテストステロンが減ると、本当に様々な症状が出てきます。私の場合は、とにかく疲れやすくて、常に体がだるく、仕事への意欲も低下しました。夜はなかなか寝付けないし、急に汗が噴き出す「ほてり」もあって、本当に困りました。他にも、イライラしやすくなったり、気分が落ち込んだり、集中力が続かなくなったり、めまいや関節痛、勃起障害(ED)や性欲の低下なんていうデリケートな悩みも出てくるんですよ。これらの症状がQOL(生活の質)や仕事にも大きく影響して、私も一時は仕事の継続が難しいと感じたほどです。
厄介なのは、これらの症状がうつ病や自律神経失調症、あるいは単なるストレスや「年のせい」と誤解されやすいことです。私も最初はそう思って我慢していました。しかし、テストステロン値が低いままだと、症状は自然には解決しないことがほとんどです。
では、なぜテストステロン補充療法(TRT)が必要なのでしょうか?それは、テストステロンが著しく低下し、それに伴う症状が日常生活に大きな支障をきたしている場合に、失われたホルモンを補い、心身の不調を改善するための、とても効果的な治療法だからです。私たちの体はテストステロンの恩恵を受けて様々な機能を果たしていますから、その量が減れば体の各所に不具合が出て当然ですよね。また、中には抗うつ剤がテストステロン値を下げてしまうケースもあるため、うつ病の治療とTRTを併用することで、より良い効果が得られることもあるんですよ。EDについても、血管の機能と深く関係しており、初期の動脈硬化のサインと捉えられるため、EDの改善は単なる性機能の回復に留まらず、全身の健康を守る「見張り役」としても非常に重要なんです。
テストステロン補充療法って具体的にどうやるの?
テストステロン補充療法(TRT)の目的は、副作用を最小限に抑えながら症状を改善し、QOL(生活の質)を高めることです。具体的な治療方法にはいくつか選択肢があります。
まず、日本で最も一般的なのは筋肉内注射です。テストステロンエナント酸エステルという薬剤を、2〜4週間ごとに125〜250mgの量で筋肉に注射します。注射後4〜7日で血中のテストステロン値がピークになるので、そのタイミングで一度数値を測定して治療効果を確認することもあります。私もこの方法で治療を受けていますが、定期的な通院は必要ですが、効果を実感しやすいですよ。
もう一つの方法は、テストステロン補充塗り薬(ゲルやクリーム、軟膏など)を使うことです。これは、テストステロンを皮膚から吸収させるタイプで、通常は1回3g(テストステロン3mg相当)を1日1〜2回、陰嚢(いんのう:玉々袋のことですね!)部や顎下部、腹部などの皮膚に塗布します。注射に比べて血中濃度の変動が比較的少ないというメリットがありますが、皮膚への刺激症状が出たり、日本では保険適用外(自由診療)となる点には注意が必要です。海外では飲むタイプの経口投与や経鼻投与などもありますが、日本ではあまり一般的ではありません。最近の研究では、新しいテストステロンゲルが血中テストステロン濃度とAMS(男性更年期症状評価尺度)スコアを改善したという報告もありますね。
私自身が経験したテストステロン補充塗り薬は、以下の記事が参考になると思います。ぜひご参照ください。



TRT以外にも、症状や状態に応じて様々な治療法が検討されます。例えば、子どもを望んでいる方で造精機能の温存が必要な場合は、ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン(hCG)製剤が使われることがあります。これは精巣内のテストステロン分泌を促す薬剤で、通常は1回3,000〜5,000単位を週2〜3回、または1〜2週間ごとに筋肉内投与します。ただし、これも男性性腺機能低下症に対する保険適用はありません。
hCG療法については詳しい記事がありますので、良かったらご参考にどうぞ。

また、勃起障害(ED)が主な症状の場合には、PDE5阻害薬(バイアグラなど)が処方されることもあります。TRT単独でも性欲や勃起の質が改善することもありますが、PDE5阻害薬で効果が不十分な場合には、TRTと併用することも考慮されます。私もそうでしたが、EDが改善するだけでも、男性としての自信がグッと上がりますからね。
さらに、東洋医学の知恵である漢方治療薬も選択肢の一つです。特にTRTが禁忌の場合や、血中ホルモン値が判明するまでの間、あるいは西洋医学以外の治療を希望する場合などに用いられます。漢方薬はテストステロンを直接増やすわけではありませんが、血流を安定させ、自律神経の乱れを整えることで、ホルモンが働きやすい体を作ることを目指します。私の経験上、疲労感やだるさ、不眠、イライラ、不安感といった精神・身体症状に効果を感じることが多いです。男性更年期障害の患者さんの多くは「虚証~中間証」(虚弱体質~中間的な体質)に分類されることが多いので、補中益気湯や加味逍遙散、柴胡桂枝乾姜湯といった漢方薬が用いられますね。漢方治療は、テストステロン補充療法と相性の良い治療法だと感じています。
治療を開始したら、効果の判定や副作用の確認のために、定期的な診察と検査が欠かせません。治療開始後3ヶ月、6ヶ月、12ヶ月と進み、その後は少なくとも年に1回はLOH症状や徴候の変化を総合的に評価し、医師と相談しながら治療の継続や中止を判断していくことになります。性機能に関する症状は、比較的早く、治療開始後3ヶ月以内に改善を実感できることが多いですよ。
誰がテストステロン補充療法を受けられるの?
テストステロン補充療法(TRT)を受けられるかどうかは、臨床症状(患者さんが実際に感じたり、医師が診察で確認できる、病気に伴う具体的な症状)と血液検査によるテストステロン値を総合的に判断して決まります。単純に数値だけで判断するのではなく、私たちの体調や症状の辛さが考慮されるのは、経験者としてとてもありがたいポイントです。
まず、検査の入り口となるのは、皆さんの自覚症状です。私もそうでしたが、ほてりやだるさ、イライラ、性欲低下など、男性更年期に特徴的な症状があれば、LOH症候群の可能性を疑ってみるべきです。症状の程度を把握するために、「Aging Males’ Symptoms Scale(AMS)」や「Androgen Deficiency in Aging Males(ADAM)」といった質問票が使われることもあります。これらの質問票は、LOH症候群のスクリーニングや治療効果の評価に役立ちます。特に、AMSの性機能に関する項目は、血中テストステロン値の低下と良い相関を示すことが報告されています。
次に、最も重要なのが血液検査によるテストステロン値の測定です。男性ホルモンにはいくつかの種類がありますが、診断の主軸となるのは「総テストステロン(TT)」と「遊離テストステロン(FT)」です。日本の診療ガイドライン(LOH症候群診療の手引き2022)では、以下の数値が診断基準とされています。
- 総テストステロン(TT)値が250ng/dL未満
- 遊離テストステロン(FT)値が7.5pg/mL未満
ただし、この数値は午前7時〜11時の空腹時に採血した値で、可能であれば2回測定(4週間間隔が望ましい)して判断します。これは、テストステロン値が日内変動や季節変動、個人のライフスタイルや併存疾患によって大きく変動するからです。私も、何度か採血して総合的に判断してもらいました。
もしTT値が250ng/dL以上でも、FT値が8.5〜11.8pg/mLの「境界域」であれば、TRTが治療選択肢の一つとして考慮されることもあります。しかし、ここで注意してほしいのは、テストステロン値が低くても症状がほとんどない人もいれば、基準値を満たしていてもつらい症状に悩まされている人もいるということです。だからこそ、医師は数値だけでなく、皆さんの症状のつらさや日常生活への影響を重視して、治療の必要性を判断するんです。
一方で、テストステロン補充療法には、受けることができない「禁忌(アウト)」のケースもあります。
- 前立腺癌や男性乳癌など、アンドロゲン依存性の悪性腫瘍がある場合。テストステロンが腫瘍の悪化を促す可能性があるためです。
- 重度のうっ血性心不全や、重度の多血症(血液が濃くなりすぎること)がある場合。
- 悪性腫瘍の骨転移がある場合。
- 最近6ヶ月以内に心筋梗塞や脳卒中といった心血管イベントの既往がある場合。
治療開始前には、必ず前立腺癌の腫瘍マーカーであるPSA検査や、血液が濃くなりすぎていないかを確認するためのHb(ヘモグロビン)やHct(ヘマトクリット)の測定も行われます。PSA値が2.0ng/mL未満が治療開始の目安とされていますが、2.0ng/mL以上4.0ng/mL未満の場合は慎重に検討し、4.0ng/mL以上の場合は専門医への相談が必要です。
これらの検査や問診を通じて、医師があなたの状態を総合的に評価し、TRTが適切かどうかを判断してくれるわけです。決して自己判断せずに、専門の医療機関で相談することが、最適な治療への第一歩になりますよ。
ホルモン補充療法でどんな良いことがあるの?
テストステロン補充療法(TRT)の最大の目的は、私たちのQOL(生活の質)を大きく改善することです。私自身もそうでしたが、体調が良くなると、本当に人生が明るく変わるのを実感しました。
具体的にどんな良いことがあるのか、見ていきましょう!
- 性機能の改善 男性更年期で最も悩ましい症状の一つが、性欲の低下や勃起障害(ED)ですよね。TRTは、性欲(リビドー)を改善し、勃起の質(硬さや回数)を高める効果が期待できます。私の場合も、治療を始めて3ヶ月以内には性機能に関する症状の改善を実感し始めました。ED治療薬との併用で、さらに効果が高まることもあります。性機能が回復すると、男性としての自信を取り戻し、精神的にも前向きになれますよ。
精神・心理症状の改善
「やる気が出ない」「気分が落ち込む」「イライラする」「不安感が強い」。これらは男性更年期の精神症状ですが、TRTによって、これらの症状が和らぐことが報告されています。特に、活力の改善や抑うつスコアの低下、そして私自身も感じましたが、集中力や記憶力の改善にもつながります。テストステロンが中程度の低下であっても精神症状が現れる可能性があるため、精神的な不調が続く方は、テストステロンの関与を疑ってみる価値があります。
身体症状の改善
- 筋肉量と体脂肪の改善:TRTは、筋肉量を増やし、体脂肪を減らす効果が期待できます。男性は加齢とともに筋力が落ちやすいので、これは本当に嬉しい効果です。見た目が若々しくなるだけでなく、体が軽くなり、活動的になれます。私もジムに行くのが以前より億劫でなくなりました。
- 骨密度の改善:テストステロンは骨の健康にも重要で、特にベースラインのテストステロン値が低い男性では、腰椎の骨密度増加に効果を示すことがあります。骨折リスクの軽減にもつながりますね。
- 疲労感の軽減:原因不明の疲労感や肉体的消耗感も、男性更年期の代表的な症状ですが、TRTによって体が楽になり、活力が湧いてくるのを実感できるでしょう。
代謝異常の改善
テストステロンの低下は、肥満や糖尿病、メタボリックシンドロームといった生活習慣病と密接に関係しています。TRTは、インスリン抵抗性の改善、血糖コントロール、総コレステロールや悪玉コレステロール(LDL-C)の改善にも寄与すると報告されています。ウエスト周囲径や体脂肪率の減少といったメタボリック因子が改善することもあるんですよ。これは、心血管疾患のリスクを減らす上でも非常に重要ですね。
これらの効果は、単に症状が消えるというだけでなく、私たちの日常生活の質を根本から向上させてくれるものです。趣味や仕事への意欲が湧いたり、人との交流が楽しくなったり、まるで若い頃の自分に戻ったような活力を感じられるかもしれません。私も、まさにそんな経験をしました。
気をつけるべきことー副作用と注意点
テストステロン補充療法(TRT)は私たちの活力を取り戻す強力な味方ですが、どんな治療にもメリットとデメリット、そして注意点があります。安全に、そして最大限の効果を得るために、ここでしっかり理解しておきましょう。
多血症(たけつしょう)
TRTで最も注意すべき副作用の一つが「多血症」です。これは、血液中の赤血球が増えすぎて血液が濃くなる状態のことで、脳梗塞や心筋梗塞といった血栓症のリスクが高まる可能性があります。私も定期的にヘモグロビン(Hb)値をモニタリングしてもらっています。特に治療開始初期は注意が必要で、もし多血症の懸念があれば、テストステロンの投与量を減らしたり、一時的に中止したりすることもあります。一般的に、注射剤の方が多血症のリスクが経口剤やゲル剤よりも高い傾向にあるようです。
前立腺への影響
前立腺は男性ホルモンに依存する臓器なので、TRTが前立腺に影響を与える可能性は常に検討されます。
- 前立腺癌:最も懸念されるのが前立腺癌への影響ですが、現在のところ、TRTが前立腺癌の発症リスクを明確に増加させるというエビデンスはありません。しかし、既にアンドロゲン依存性の悪性腫瘍(前立腺癌や男性乳癌など)がある場合はTRTが禁忌となります。治療開始前には必ずPSA(前立腺特異抗原)検査を受け、PSA値が高い場合は専門医への相談が必須です。治療された局所性前立腺癌で再発の兆候がなければ、TRTが許容される場合もあります。
- 前立腺肥大症:TRTによって前立腺の体積が増大する可能性が報告されており、症状が悪化することがあるため、前立腺肥大症がある場合は注意が必要です。
心血管系への影響
テストステロンと心血管イベント(心筋梗塞、脳卒中など)の関連については、まだ統一された見解がありません。テストステロン低値が心血管イベントのリスクを上げるとの報告もあれば、TRTによってリスクが上昇するとする報告、あるいは変化がない、またはリスクが減るとする報告もあり、様々です。私もそうですが、もし最近(3~6ヶ月以内)に心血管イベントの既往がある場合は、TRTは禁忌となります。心血管疾患リスクが高い方(例えば糖尿病やメタボリックシンドロームの方)には、TRTが有効であるとの報告もある一方で、慎重な経過観察が必要です。
造精機能への影響
TRTは、精子形成を抑制し、精巣の体積を減らす可能性が高いです。そのため、将来的に子どもを希望している方は、TRTを開始する前に医師に必ず伝え、ゴナドトロピン補充療法など別の治療法を検討する必要があります。これは、男性不妊治療の専門医としっかり相談すべき点です。
その他の副作用
- 睡眠時無呼吸症候群:TRTによって悪化する可能性が報告されています。
- 肝機能障害:経口テストステロン製剤で報告されていますが、注射や経皮製剤では非常に稀です。
- 女性化乳房:テストステロンが体内で女性ホルモンに変換されることで起こる可能性がありますが、適切な目標値にコントロールされていれば稀です。
- 皮膚障害:ざ瘡(ニキビ)や脂性肌、注射部位の腫れや痛みなどが報告されています。
これらの副作用は、医師が適切に管理し、定期的な検査でモニタリングすることで、多くは対処可能です。だからこそ、自己判断で治療を開始したり中止したりするのは絶対に危険です。
私がアドバイザーとして皆さんに伝えたいのは、TRTは「薬を飲めば全て解決!」という魔法ではないということです。治療の効果を最大限に引き出し、副作用のリスクを最小限に抑えるためには、生活習慣の改善が非常に重要になります。
- 適度な運動:有酸素運動(速歩や軽いジョギングを週に3日以上、1回40~60分程度)はテストステロン濃度を高める効果が期待できます。スクワットや腕立て伏せなどの筋力トレーニングも組み合わせると良いですよ。私も運動習慣を始めてから、体のだるさが劇的に改善しました。
- バランスの取れた食事:良質なタンパク質(魚、赤身肉、卵など)をしっかり摂り、肥満を防ぐことも大切です。亜鉛やセレンといったミネラル、ビタミンDなどもテストステロン値に影響すると言われています。
- 十分な睡眠:質の良い睡眠は、テストステロンを含む様々なホルモンの分泌リズムを整えてくれます。
- ストレス管理:ストレスはテストステロンの産生を抑えるコルチゾールというホルモンを増やしてしまうので、趣味やリフレッシュでストレスを解消する時間を持ちましょう。家族や友人に相談して、一人で抱え込まないことも大切です。
これらの生活習慣の改善は、TRTの効果をサポートし、私たちの心身の健康をより強固なものにしてくれます。私もこれらのことを実践することで、TRTの効果をさらに高めることができたと感じています。
終わりに
今回は、私たち男性の活力に深く関わる「男性更年期障害」、そしてその治療の柱となる「テストステロン補充療法(TRT)」について、詳しくお話ししてきました。
「年のせいだ」「気のせいだ」と諦めがちだった身体や心の不調が、実はテストステロンの低下という明確な原因によるもので、適切な治療によって改善できるということを、皆さんに知っていただけたら嬉しいです。性欲や勃起機能の改善はもちろんのこと、気分や意欲の向上、疲労感の軽減、筋肉量や骨密度の改善、さらにはメタボリックシンドロームの予防・改善まで、TRTは私たちのQOLを大きく引き上げてくれる可能性を秘めています。私自身、この治療のおかげで、もう一度人生に活力を取り戻すことができました。
しかし、強調しておきたいのは、TRTは万能薬ではなく、個々の状態に合わせた慎重な診断と、医師による継続的な管理が必要な治療であるということです。副作用のリスクもしっかり理解し、定期的な検査や、日々の生活習慣の見直しを続けることが、治療の成功には不可欠です。
もし、今あなたが「もしかして、男性更年期かも?」と感じているなら、決して一人で悩まずに、男性更年期障害の専門知識を持った医療機関や泌尿器科を受診してみてください。恥ずかしいことなんて、全くありません。あなたの「困った」を解決するための第一歩は、専門家への相談から始まります。
私もそうだったように、きっとあなたも、テストステロン補充療法と正しい知識、そして少しの努力で、年齢を重ねてもパワフルで充実した人生を送れるはずです。さあ、一歩踏み出して、新しい自分に出会いましょう!