MISSION

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男性にも更年期障害がある

私が目指すのは、単に男性更年期障害の経験をつづるだけのblogメディアではありません。

このblogメディアを通じて、男性にも更年期障害があることを当事者、非当事者に関わらず広く知ってもらうことをミッションとしています。

それは、私の原体験からきています。

私が『10年』もの長きに渡り、動悸やめまい、倦怠感、不安感などで苦しみつづけたのは、男性に更年期障害があることを知らなかったからに他なりません。

更年期障害は女性だけのこと。

そう思っている男性は数多いらっしゃいます。

でもね、それは大きな間違いです。

更年期障害≠女性

更年期障害があるのは女性だけではありません。

男性にもあります。

まずこの事実を知っていただきたい。

この事実を知っているか知らないかで、人生のクオリティー、いわゆるQoL(クオリティオブライフ)が大きく変わってきます。

私自身ずっと「更年期障害=女性」という固定観念に囚われてきました。

結果、男性更年期障害という可能性にかすりもせず、10年間苦しみ続けたのです。

こんな不幸なことはありません。

実際に男性更年期障害の診断を受けた時でさえ、にわかに信じられませんでした。

男性にも更年期障害があったのか! 

まさか自分が男性更年期障害だったとは・・・

そんな想いでした。

実は欧米では、男性更年期障害はメジャーで、羨ましくなるほど、様々な治療法や改善法(セルフケア)が確立されていています。

しかし日本では、男性更年期障害は女性の更年期障害に比べてマイナーです。

てか、日本は間違いなく男性更年期障害”後進国”です。

結果、多くの男性が自身の不調の原因の一つに男性更年期障害があるかもしれないことを理解していないため、

気付かなかったり

どこにも相談できなかったり

放置したりして

適切な治療やサポートを受けられないまま苦しんでいるケースが後を絶ちません。

当blogメディアを一つのきっかけとして、もっともっと男性にも更年期障害があることを多くの人に知ってもらい、

「もしかしたら自分は男性更年期障害かも・・・」

「もしかしたらパートナーの不調の原因は男性更年期障害かも??」

そんな気付きにつなげていただきたい

そして早期に適切な治療や対策につなげていただきたい

男性更年期障害をもっとメジャーに

男性にも更年期障害があるということを知ることが大切だとしても、そもそも男性更年期障害なるものを全く知らない人が大勢います。

これは、医療関係者にもです。

「詳しくは知らないけど、どうやら男性にも更年期障害というものがあるらしい…」という知識を持っている人はラッキーです。

おそらく「男性更年期障害」というキーワードから、調べていくことができるでしょう。

問題は、そもそも男性更年期障害について全く知らない人です。

私が、ソレでした。

男性更年期障害自体、全く知りませんでした。

その結果が10年ですよ、10年。

10年もの間、原因不明の様々な不調にもがき苦しみながらも、男性更年期障害に一向にたどり着くことができなかったのです。

それは何故でしょうか?

私の努力不足? 

もちろん、それもあるでしょう。

しかし大きな要因の一つに、男性更年期障害がメジャーではなく、

限られた人しかアクセス”できない”

限られた人しかアクセス”しない”

とても狭い世界の情報だからだと私は考えています。

「検索」の世界で言うと「男性更年期障害」は間違いなく「スモールキーワード」です。

男性更年期障害というものを認識している人が「男性更年期障害」というキーワードをもってアクセスしないと、適切な情報にたどり着けないのが現状です。

それでは、不十分です。

何故ならば、そもそも不調の原因について、男性更年期障害の可能性があるということに気付く人、たどり着く人は、まだまだ少数だからです。

それは、男性更年期障害というものが一般的ではない、つまりメジャーではないから。

それでは、必要な人(男性更年期障害の可能性があり、様々な不調で苦しんでいる人)に、必要な情報が届きません。

必要な人に、必要な情報が届かないということは、苦しむ人が減らない、逆に増え続けるということに他なりません。

メジャーにするためには、様々なアプローチから男性更年期障害に関連付けていくことが必要です。

そうなることで、様々な角度から男性更年期障害にアクセス(たどり着く)することが可能になっていきます。

一つのイメージですが、目指すは「男性 原因不明 不調」のような曖昧なキーワード検索で、普通に「男性更年期障害」が上位にヒットするようになることが目標です。

ちなみに、このキーワードで検索すると、私が取材を受けたTBS NEWS DIGがトップに表示されます。(2024年2月現在)

TBS NEWS DIG の記事です
男性も悩む「更年期障害」原因不明の体調不良で休職…10年後に病名判明した男性(52) 頭痛、発汗、不安感…対処法は?
男性も悩む「更年期障害」原因不明の体調不良で休職…10年後に病名判明した男性(52) 頭痛、発汗、不安感…対処法は?

この検索結果が、一過性にならにように社会的なムーブメントにしていく必要があります。

ゆえに当Blogメディアでは、自分の体験談だけではなく、社会的視点や、普通の医療系メディアが扱わないような切り口の情報・知識なども含めて、多角的に伝えることが重要だと考えています。

そうすることで、より幅広い方々に訴求(つながる)するBlogメディアになることができます。

また、男性更年期障害をメジャーにするためには、当事者や当事者同士のコミュニケーションも大切です。

当Blogメディアでは、男性更年期障害に特化した相談窓口やコミュニティ運営などを通じて、当事者が交流し、支え合える環境を提供しています。

男性、特に中高年男性は、家庭でも、職場でも、

「男らしくなければならない」

「強くなければならない」

「勇敢でなければならない」

「優秀でなければならない」

「誰かを支えなければならない」

というマッチョイズムの呪縛にがんじがらめになり、弱音を吐いたり、泣き言を言ったりすることができません。

そうです、孤独なのです。

孤独は、心身に悪影響をもたらします。

男性更年期障害に苦しむ中高年は特に。

そこで必要になるのが、安心して弱音を吐いたり、泣き言を言ったりする”場”です。

だって人間だもの!

そこで当blogメディアでは、

  • カウンセラーに相談できる”場(男性更年期障害メール相談)”
  • 同じ悩みを持つ仲間と交流できる”場(男性更年期障害チャットルーム)”

の2つをご用意いたしました。

男性更年期障害の克服に必要なのは「ひとりじゃない」と思えること
先ずは相談してみませんか
無料&匿名でご参加いただけます

また、今の時代コミュニケーションの相手は人間(ヒューマン)だけではありません。

AI(人工知能)とのコミュニケーションもかなり有益です。

そこで私は、ニッチなカテゴリーゆえ、勝手に世界初(※タツヤ調べww)と認定する、男性更年期障害に特化したAI bot 「Male Menopause Health Advisor」をリリースしました。

これは、OpenAI社のChatGPTを活用した男性更年期障害に特化したAI botになります。

ご興味のある方はぜひお試しください。

世界初!男性更年期障害に特化したAI bot
AIとコミュニケーション

これらのコミュニケーションを通じて、男性更年期障害を社会に広く認知していただけるとともに、当事者の健康と幸せのサポートにつなげていけると考えています。

当Blogメディアは、情報発信とコミュニケーションの両面から、男性更年期障害という社会問題に取り組んでまいります。

診断難民はもういらない

私がなによりも辛かったのは、10年近く不調の原因がわからなかったことです。

人の脳は、わからないこと、知らないことに対して、不安感や恐怖心を抱くようにできています。

それは、太古の昔から脳に刻みこまれたプログラム。

今まで一度たりともアップデートされていない、いわば「人脳1.0」のプログラム。

このプログラムによって、人類は危険を回避し、子孫(DNA)を後世に残せてきたのです。

子孫(DNA)を後世に残すことは、人類のミッション。

今後も、アップデートされることはないでしょう。

しかし、このプログラムによって、私はとてつもない恐怖心や、不安感に襲われたのです。

あらゆる医療機関で診察を受けてきましたが、原因は特定されず。

本当に怖かったですね。

受診しても医師からは、テンプレ回答の繰り返し。

「しばらく様子をみましょう」

「また何かあったら来てください」

もう聞き飽きました。

そうです。

私は「診断難民」になっていたのです。

「診断難民」とは、病気や不調の原因が見つからず、医療機関をたらいまわしにされたり、適切な治療を受けられないま時間ばかりが過ぎ悪化してしまう方々のこと。

この診断難民状態は、恐怖心や不安感で、我々の心をさらに蝕んでいきます。

そうなると、男性更年期障害の症状はさらに悪化するという、負のスパイラルに陥り、先の見えない暗闇に突き落とされます。

診断難民は、本人だけの苦しみではありません。

家族やパートナー、ひいては社会的経済的損失、いわゆる更年期ロスにもつながる社会問題になります。

研究機関の試算によると、更年期ロスによる経済損失は年間6,300億円。

とてつもない損失です。

そんな診断難民をなくしたい。

医師に頼るだけでは、本当の意味での不調は改善できません。

我々(患者側)も、ちゃんと学んで、自分の健康にしっかりと向き合わなければなりません。

そうすれば、自らの知識で、安全かつ最短なルートで目指すポイントに辿り着けます。

つまり、男性更年期障害の可能性を疑うことで、医療機関を彷徨うことなく早い段階で、専門医療機関(メンズヘルス外来や泌尿器科)で受診できたり、生活習慣の見直しに取り組み始めることができるのです。

当Blogメディアが、その一助になることができればと考えています。